医療法人社団ヴェリタス 静岡曲金クリニック

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内科・皮膚科
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美容皮膚科
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静岡市駿河区の内科・皮膚科医院 医療法人社団ヴェリタス 静岡曲金クリニック

コラム

当院での甲状腺外来の特殊性

当院では、甲状腺外来にも力を入れております。 今回は特に甲状腺外来の当院の特殊性についてお話しします。

当院内科医師の浜松聖霊病院内科部長の時代

足のトラブルとホームケア
内科 医師 真砂玲治

当院内科医師の浜松聖霊病院内科部長の時代には、膠原病リウマチ内科、及び、甲状腺外来を担当し、13年前に開業をしても遠くは岐阜、横浜、山梨から当院に通院されている患者様が受診されます。

膠原病リウマチ内科は全身的な疾患であり、他の内科との連携、また総合病院との連携が必要となります。また甲状腺内科は、定期的な血液検査、組織検査が必要で、何の疾患も長期にわたり通院が必要となります。

甲状腺検査と高度診断

まず甲状腺はどういった人が来られるかということからお話しします。

2つのパターンがあり、1つは前頸部が大きいことを検診や周りの人から言われ受診するパターンと、疲れやすい、髪の毛が抜ける、ドキドキする、痩せてきたあるいは太ってきた、下痢あるいは便秘、汗をかくあるいは寒がりになったというような甲状腺機能異常を訴えてくるパターンがあります。
初診時は、問診、触診で、機能異常なのか、腫瘍性のものなのかを考え採血をします。
1週後、甲状腺エコーと採血の結果からほぼ診断ができます。甲状腺に腫瘍性の病変を見つけた時は下記の検査を行い約1週間で診断がなされます、エコーガイド下に注射針で腫瘍を穿刺し、吸引してその細胞を採取します。通常は吸引細胞診は、プレパラートにスメアを引いて固定して、パパニコロー染色をして、細胞診診断医が顕微鏡で形態学的な異常をとらえ、腫瘍性か、炎症性かの診断をしていきます。

ここで、通常は終了です。

しかし、18Gの注射針から吸引された細胞は、非常に少なく、それをプレパラートに薄くスメアを引いた検体から所見をとるのは大変難しいのです。 当院ではおよそ6−8枚のスメアを引きます。プレパラートを顕微鏡で見ると、フィブリンの塊や血液の中に、炎症細胞が浮き、わずかにバラバラになった甲状腺細胞が散見されます。長期の炎症反応から多くは変性した細胞です。甲状腺細胞診は、「検体不良」もしくは「検体不足」、として結果が戻ってきます。

顕微鏡検査をする病理医は、「臨床しっかりしろよー、ちゃんと採れよな。」とつぶやきながら、「検体不良」もしくは「検体不足」と書きます。しかし、臨床サイドの医者は、「あんなちっちゃいものを、患者の侵襲なく採るのはあれで精一杯だよな。血管が豊富で出血の多い組織なんだから、そっちこそちゃんと見てんのかよー。」と結果を見て憮然としています。

当院では、検査診断の精度を上げるべく検査会社の協力により、さらに吸引した検体を固定液に入れ、遠心をし、セルブロックを作成して、ヘマトキシリンエオジン染色にて、数スライスを切ってプレパラートで顕微鏡検査を行います。遠心機にかけることで、変性した組織は除かれ、沈殿した細胞全てを回収してセルブロックを作ることで、一枚のスライドに乗せる情報量が増え、さらには塊で取れた組織のフラグメントを回収することができ細胞構築の情報も得ることができます。これにより、格段と診断率が上がります。

細胞診は、1つの細胞を特に細胞核の、大きさ、性状を見ますが、セルブロックから見る細胞は、組織の塊として3次元構造の情報を見ることができ、情報量が格段に増えるのです。たとえるなら、細胞診とは、一人の人間をどういう人なのかを、頭と体の割合、顔つき、しぐさからじっくりと評価をするようなもの すなわち個を診るというものです。

一方で組織診断とは、一か所に大勢を集めると、自然にいくつかのグループに分かれ 集団の作り方や、行動ようし式をみて、さらに一人一人の顔やしぐさ、洋服の着方などを総合的に見て、これはこういう集団でおそらくそこにいる人はこういう人なのだと評価をするようなものです。

それぞれ両者一長一短ありますので、この検査の組み合わせにより、より診断率が高まるということは言うまでもありません。当クリニックでは 患者さん負担なく、検査会社の協力を得て、これまで13年間ずっと行ってきております。今回、初めてこの手法が厚生省に認められ、当クリニックが高度診断を行ってきたことが実を結び認められたと言えましょう。

当院の特殊性は以下の2点です

1つは、甲状腺の細胞吸引検体に対して、細胞診と組織診の2つを組み合わせ行い、より正確な診断を行ってきたこと。

当院では、細胞診の結果では陰性の所見を、セルブロックによる組織診断を追加したことで、何人もの方の甲状腺癌を見つけ、手術のために総合病院へと紹介となっています。細胞診の結果のみでは、がんは見落とされていたということです。

患者さんは、手術をしてくれた先生にとても感謝をしています。一方で、私たちのようなクリニックで、診察をして検査を組み立て そして一見簡単そうに思える検査を正確に、トラブルなく行う内科医、さらには、それを検体作成しスクリーニングをする細胞診技師 さらに、それを確定診断や病理診断をする病理医の目立たない縁の下の力持ちがいて診断が下されていきます。

もう一つは、当院の検査の検体の診断医は、通常1人であるところを当院では2人の病理専門医の目で診断をうけているということです。当院の細胞診断および組織診断は、TCPLという病理専門の検査会社で、甲状腺診断をする医師に委託診断され、更には、当院皮膚科医師が病理専門医指導医であることから 2人の医師の目を持って診断されているという点が、非常に特殊であると言えましょう。

他院にはないこの特殊性を持った甲状腺診断が、初診から診断まで2週間でできるのも当院の大きな特徴です。

医師コラム 2016/03/29

内科医と皮膚科医が連携し診療するクリニックとして、膠原病リウマチや甲状腺など、両科の医師がコラムを執筆します。

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