外用

肌荒れ防止、保湿、水分保持機能、抗炎症作用などの効果がある水溶性ビタミンE誘導体を2％という高濃度で配合したローションです。

アンチエイジングやにきびの予防だけでなく、アトピー性皮膚炎の寛解期の維持が期待できます。

若い方にはにニキビの改善、40代以上の方にはアンチエイジングが期待できます。日本人の肌に最適なレチノール濃度が配合されており、艶感のある新しい肌への生まれ変わりを助けます。ターンオーバーが促進されることで、トラブルをため込まない健康的な素肌を目指します。

レチノールは空気や光に対して不安定なため、空気に極力触れないようエアレスポンプを採用し、ボトルも遮光効果のあるものを使用しています。

トレチノイン酸（オールトランスレチノイン酸）とは、ビタミンA（レチノール）の誘導体で、生理活性はビタミンAの50～100倍あります。

トレチノインは、アメリカではしわ・にきびの治療医薬品としてFDAに認可され、皮膚の若返り薬として使用されています。 当院では、東大方式レチノイン酸療法を行い、しみやしわの治療に使用します。

ハイドロキノンはメラニン合成酵素であるチロチナーゼを阻害することで、しみの原因であるメラニン色素の生成を抑制します。ハイドロキノンは強い漂白作用があります。

厚生労働省により日本では2％配合まで許可されており、市販の化粧品にも含有されたものが販売されています。それ以上の濃度のハイドロキノンは医師の処方が必要となり、5％より高濃度のハイドロキノンでは発がん性が指摘されているため、使用が禁止されている国もあります。

当院では効果と副作用のバランスを考慮し、4～5％のハイドロキノンクリームを処方しています。