「しみ」の種類や特徴は様々です。種類や性質により治療法も異なるので、専門的な知識とスキルが必要となります。また、当院では、専用の肌診断機を導入しており、より正確に診断が可能となります。
患者様一人ひとりにあわせて、外用薬・内服薬・施術を組み合わせた治療をご提案いたします。
加齢によるしわやたるみは、皮膚の表面だけが原因ではありません。私たちの顔は、骨・筋肉・皮下脂肪・真皮・表皮の5層からなっており、これらすべての層がしみやたるみの原因となります。
年を重ねると顔の骨や皮下脂肪が減少することでたるみができます。形状が崩れることで影ができ、しわがより深く見えます。ほうれい線、目の下にできるゴルゴラインなどです。
また、顔の筋肉を動かすことでできる表情しわもあります。加齢により肌の弾力が低下している状態で、くり返し筋肉を動かし続けることで、しわが深くなっていきます。おでこの横じわ、眉間のたてじわ、目じりのしわなどです。
当院では、より深い層に働きかけることのできる注入治療も行っています。
紫外線によるダメージやコラーゲンの減少により、肌の張りや弾力が不足します。その結果、たるみやしわの悩みに繋がります。当院では、レーザーや外用薬での治療を行います。
しみの一種である肝斑は、女性ホルモンのバランスの乱れが原因です。30代後半からできやすいとされていて、主に頬骨の高い位置に、薄茶色のしみが左右対称に発生します。
内服やレーザートーニングを行ないます。
くすみは、肌の乾燥、紫外線によるダメージ、血行不良などが原因で起こります。当院では、外用薬やレーザー治療を行います。
赤ら顔は、肌に強い刺激が与えられたり、にきびなど慢性的な炎症が原因で、顔が赤みを帯びている症状を指します。誤ったセルフケアを続けていることから症状を悪化させていることもあります。医療機関で治療を行うとともに美容的な面から、レーザー外用を用いることでより美しい肌へと導きます。
にきびには、初期にできる白にきびと、より悪化する炎症性の赤にきびがあります。初期のうちに適切な治療を行うことで、にきび跡の予防にもなるので、にきびでお悩みの方は早めの受診をおすすめします。
皮膚科にて保険適応の治療も可能ですので、皮膚科の「にきび治療について」をご確認ください。
重症なにきびを適切に治療されなかった結果凸凹が目立つようになってしまった場合は、表皮の深部に及ぶレーザー治療を行ないます。
セルフケアでは改善しづらい、毛穴の開き・詰まりに対し、レーザー治療や針治療を行ないます。