巻爪治療

診察のうえ、当院治療法に該当する場合にVHO爪矯正とマチワイヤーによる爪矯正を施術します。
巻爪治療は自費診療です。保険の適応はありません。

巻き爪の治療開始について

診断・適応判断は皮膚科医師が行います。

予約手順

巻爪治療は完全予約制となります。初めての方はまず一般皮膚科を受診してください。適応の有無を診察します。

  1. 初診:爪矯正治療の適応の有無を診察致します。(一般診察)
  2. 適応がある方は予約を入れます。(ここから保険外診察となります。)
  3. 初回時1本20分程度かかります。
  4. 以後月1回の診療となります。ワイヤー架け替えの時期は個人差がありますが、通常1~2ヶ月に1回です。

巻き爪の治療方法

1.ドイツ・VHO式巻き爪矯正法

チタンワイヤを爪の両側にかけて、ループで巻き上げることにより巻き爪を矯正します。1~2ヶ月ごとにワイヤーをかけ直します。

巻き爪の程度によりますが、矯正されるまで6ヶ月~1年ほどかかります。

治療前

痛みを伴う巻爪

治療時

VHOワイヤーをかけます

治療2ヶ月後

2.マチワイヤーによる矯正

爪の遠位端にドリルで2ヶ所穴を開け、記憶超弾性ワイヤーを取り付けることで、爪の弯曲を矯正します。ワイヤーは0.25mm~0.6mmで、1.5ヶ月毎付け替え、3~5回が治療回数の目安です。

3.巻き爪マイスター

両サイドのUフックの間がコイルばねになり、そこに超弾性合金ワイヤーが内蔵されているフックを、巻き爪の両側縁に装着します。

4.Dr.Scholl 巻き爪クリップ

形状記憶合金でつくられた板状クリップを爪先に装着し、巻き爪を改善します。ご自身で簡単に脱着ができ、くり返し利用が可能です。軽い巻爪の方、治療終了後の維持を目的に行います。

治療中・治療後の注意

原因として、下記1~4があります。治療中、治療後も爪に負担のかかる靴を履いた場合は、良好な結果が得られません。
また治療終了後に、再び巻き爪の原因となるようなことが繰り返される時は再び巻き爪になる可能性があります。

巻き爪の原因

  1. 先細りの靴やヒールの高い靴を履いたりして足の指が圧迫された時
  2. 水虫など爪に感染があった時
  3. 関節リウマチ、糖尿病、痛風など内科疾患がある場合
  4. 深爪など爪の切り方が悪い時

巻爪治療にかかる費用と時間

内容 費用 時間
VHO 初回 / 付け替え ¥13,200 / ¥11,000(本)
(税込)
20分 / 10分
マチワイヤー ¥6,600/本
(税込)
10分
巻き爪マイスター ¥6,6000/本
(税込)
10分
Dr. Scholl 巻き爪クリップ ¥6,6000/本
(税込)
5分