一般内科

一般内科

内科では、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症など)、メタボリックシンドローム、
骨粗鬆症、感染症などの内科系疾患全般を幅広く診ることを基本とし、
各分野の専門医と病診連携をとりながら早期発見・早期治療を行っています。

生活習慣病について

食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣の不健全な積み重ねによって起こる
糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高血圧・高尿酸血症などの
生活習慣病、肥満に関連して起きるメタボリックシンドロームの診断・治療を迅速に行ないます。
生活習慣病は薬よりまず標準体重 = 身長(m)× 身長(m)×22 を保つよう生活習慣を改善することが重要です。

糖尿病

何らかの原因で血液中のブドウ糖がうまく取り込めなくなり、血液中のブドウ糖が過剰になってしまう状態が糖尿病で放置すると全身の血管がボロボロになり心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病性腎症から腎不全、人工透析、糖尿病性網膜症から失明、糖尿病性神経症から下肢・足の切断など深刻な事態に陥ります。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは、血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪が、一定の基準よりも多い状態のことをいいます。

血液中に余分な脂質が多くなることで動脈硬化をきたし、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。

高血圧

高血圧とは、安静状態での血圧が正常値よりも高い状態が続くことをいいます。高血圧の正常値に関してはいろいろな情報が飛び交い患者さんを混乱させていますが、早朝家庭内血圧を 130/85mm以下にコントロールして、120/80mmHg以下が至適血圧です。

診察室や検診で血圧が高くなる白衣高血圧、その逆の仮面高血圧などがあり、いずれも隠れ高血圧と考えられています。疲れたときとか調子の悪い時に頻回に血圧を測る方がいますが意味はなく、あくまで安静時の家庭内血圧が一番大切です。

高血圧を放置してしまうと、動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患、慢性肝臓病などの重大な病気に繋がります。

メタボリックシンドローム(肥満)

肥満の人は、高血圧や糖尿病、脂質異常症を起こしやすい傾向があり、複数の病気を併発している方も少なくありません。肥満が進むことで、高血圧、糖尿病、脂質異常症も悪化しやすく併発しやすくなります。

メタボリックシンドロームとは、肥満をベースにして上記病気の危険因子を合わせ持った状態をいいます。メタボリックシンドロームの予防では、食事・運動での改善、ストレスに気をつけたり、禁煙で改善していくことができます。

骨粗鬆症について

骨粗鬆症

骨粗相症とは骨の質量が減り、骨の中がすかすかになることで骨折しやすくなる状態です。加齢、閉経後、ステロイド治療などによる骨粗鬆症は、脳卒中に次いで寝たきりになる疾患の第二位になっています。

当クリニック内科ではX線方式の骨密度装置で腰椎、股関節頸部の骨密度を正確に測定し診断し、内服、注射による最新治療を行っています。

感染症について

内科では、風邪、気管支炎、インフルエンザなどの呼吸器系感染、虫垂炎、胆のう炎などの消化器系感染、
膀胱炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)などの尿路感染など、様々な感染症の診断治療を行っています。
当院内科では4つの隔離室も設け感染拡大防止を図っています。

感染症とは

感染症とは、水や土壌、大気、動物などに存在する微生物が人体に侵入することで引き起こされる疾患です。感染経路は主に、接触感染(食事、手指など)、飛沫感染(咳やくしゃみ)、空気感染、昆虫や動物への接触などが挙げられます。感染症の個人個人の治療も大切ですが、基本は隔離と予防で感染を拡大しないことです。

感染者と離れる、手洗い・うがい、換気などを行うこと、予防接種がある感染症は必ず予防接種を受けることが大切です。当院内科では、感染症患者からの感染拡大を防止するため、感染症の診断治療は隔離室で行います。